お仏壇の修理
おそうじどころじゃなく手の付けようがなく古いんですけど・・
そんな時は、匠の技!
古いお仏壇のクリーニングです。洗濯、すすぬきともいいます
解 体
解体作業です。キズを付けないようにしなければならないので、大変気をつかいます。
解体終了
完全にバラバラになりました。この状態にしないと洗いの作業に進めません。1本のお仏壇は100以上のパーツで構成されています。
古金具
古いお仏壇から取り外した金具です。すすやほこりで真っ黒です。金メッキを施すため業者へ送ります。
洗濯(すすぬき)
洗濯前と洗濯後です。ちがいは一目瞭然です。
洗濯中
専用の薬剤で丁寧に洗います。キズをつけないよう、金箔をはがさないよう、大変気をつかう作業です。最初は透明だった薬剤も、かなり汚れてきているのがわかります。
乾燥中
直射日光の当たらない場所で自然乾燥させます。乾燥させすぎると木地に割れや反りが出るため天気の状況によって乾燥時間を決めます。
古金具メッキ直し後
解体のとき取り外した金具が金メッキ加工されて戻ってきました。新品同様の輝きです。
金具取り付け
金メッキされた金具をひとつひとつ手作業で取り付けていきます。釘も金メッキされたものを使用します。
組み立て
解体と逆の順序で組み立てていきます。当然金箔や漆の部分にキズを付けないよう細心の注意をはらいます。
納品
お客様のお宅の仏間に納まりました。今回は約3週間かかりました。お客様から「見違ゆるごたる。」と喜んでいただけるのが最高の喜びです。